今さら聞けないボルダリングが何故オリンピック種目なれたのか!?その魅力とは?
最近ボルダリングという言葉を耳にする事が多いと思うんですが、ただの運動ぐらいの感覚の人が多いんではないかと思うんです。最近はボルダリングをやっているとSNSで発信をしたり、趣味としてボルダリングをやっていますとアピールする方が増えています。
そんなボルダリングとはどういうものなのか!?
この記事で知ってもらい、面白さや楽しさなどを感じてもらって、この記事で好きになってくれたら嬉しいです。
まず最初にボルダリングとは?
ボルダリングとは、道具を使わないロッククライミングの事です。ロッククライミングと聞いてピンと来ないという人に簡単に 伝えると言えば「岩登り」ですね。
その岩登りの中の種目の1つであるのがボルダリングということなんです。他にもオリンピック種目でロッククライミングがあと2種目あります。
その2種目とは!?
「リード」
引用元
6分の制限時間内に高さ15メートル以上の壁のどの地点まで登れるかを競う種目なんです。安全ロープはされているが、落ちたら再トライはなしなので、どれだけ粘り強く登っていけるかが勝負なんです
「スピード」
引用元
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7424.php
高さ15メートル、95度に前傾した2つの壁が用意されていて、ロープを装着した2人の選手がタイムを競い合う。2人の瞬発力がぶつかり合う試合が展開されるのだが、フライングは一発で失格なんです。試合時間は数秒程度なんですが、見応えのある種目です。オリンピックではこの3種目が選ばれていて、世界の大会で日本人も大活躍しています。
ボルダリングのルール
本当に簡単に言えば、この上の写真の順番で難易度は違うんですが、同じ色の岩を登ってゴールを目指すんです。
細かいルールを言うと、「S」と書いている所からスタートで「G」というのがゴールなんです。「S」の所に「左」とか「右」と書いてあるのは、スタートが「左手」で触った状態からスタートなのか「右手」から触った状態でスタートなのかということでして、「足」と書いていたらそこに「足」を引っ掛けてスタートするんです。
そして最後の「G」と書いているところに、3秒以上両手で引っ掛ければクリアになります。
そしてボルダリングには数少ない反則があります。
1つが壁を触ったりするのはオッケーなんですが、壁の端が角になっているんですが、そこに手を引っ掛けるのは反則になります。簡単に言えば平らな壁の部分は触っていいということです。
2つ目は大会などで、他の選手のクライミングを見ることは見た選手にとって、大きなプラスになるので見ることは反則になります。なので、試合直前に全員でコースを見ることができる時間があります。
ボルダリングに必要な力は?
- 体のバランス
- 能力のバランス
- 体幹
- 筋肉の持久力
- 戦略的思考
ボルダリングに必要な力を挙げるとすれば、この5つが大事でしょう。
体幹というのは、どんなスポーツにも必要なんですが、ボルダリングには能力のバランスが必要なんです。細すぎてもダメですし、体がごつすぎるのも良くないので、能力のバランスを整えて素早く動ける体を作っていくことが大切です。
筋肉の持久力とは、クライミング中は力を入れない瞬間がないので、常にどこかの筋肉を使っているので持久力が必要なんです。
そこでさらに必要になってくるのが、体のバランスなんです。どこに力を入れてバランスをとるかによって、体の疲労度が全然違います。
そして、ボルダリングを深く知れば知るほど一番重要なのは、戦略的思考というイメージ力が大切なんです。先ほども少し言いましたが、プロの選手は試合前にクライミングのコースを見るので、出来るだけ頭に焼き付けて自分がクリア出来るラインを見つけることが大切なんです。そのコースのイメージを見誤ってしまうと、勝つ確率がグーンと下がってしまいます。それだけイメージ力というのが重要なので、プロは普段から初めて見るコースなどで、イメージトレーニングをしっかりとしています。
ボルダリングは世界で盛り上がっている
この写真を見てもらえば、ボルダリングが盛り上がっているスポーツだということが分かりますよね!?こんなにも大勢の人数が集まって盛り上がっているんです。そこまで盛り上がるの?と疑問に思う人はいると思いますが、何故これほどに集まるのかは会場でプロのクライミングを見れば分かります。一般の人からすると人間はこんな動きが出来るのか!?と疑ってしまうほどの迫力と、人間離れしたクライミングを見れば、その魅力感じる事が出来ると思います。
チケットもかなり安いです。
↓↓↓
とある日のチケット代
1月26日(土)予選
大人 2,200円、高校生以下 1,100円
1月27日(日)準決勝・決勝
大人 2,600円、高校生以下 1,300円
安いですよね!
ボルダリングまとめ
これまでボルダリングの魅力やルールなどをお伝えしてきましたが、これだけシンプルなルールのクライミングというスポーツは、世界各国の競技人口がここ数年で爆発的に伸びたので、オリンピックに選ばれたんです。その競技人口は日本の影響も凄く、2008年は90店舗しかありませんでしたが、2018年には500店舗にまで及びました。ボルダリングジムが10年間で5倍以上に増えたんです。そんなプロの選手がボルダリングジムの受付などをやっている場所もあるので、そちらも一度行ってみて下さい。
ご愛読ありがとうございました。